大崎市古川|内科|小児科|冨樫クリニック

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お知らせ・コラム

2021年6月6日
  コロナ禍と生活保護

【コロナ禍と生活保護】コロナ禍により、貧困と格差の広がりが一気に顕著・拡大したことが明らかになっています。飲食・観光・宿泊業界の経済打撃は顕著です。先週に来院した50歳の男性は、職を失い1日1食の生活を続けて、半年で25キロ以上も体重が減って、採血でも明らかな低栄養状態でした。「世間に申し訳ない」「親族に迷惑がかかる」との理由で、生活保護の申請はためらっていたようです。コロナ禍で、生活保護の申請が増加しています。厚生労働省は、生活保護の申請者が2020年の1年間で約22万件で、前年度から約5千件増えていると報じています。シングルマザー、派遣・非正規雇用者の雇用環境の悪化で、格差社会の底辺層が拡大しているが、「貧困になったのは、努力をしなかった自己責任の結果である」との考えもありますが、皆さん、いかがお考えでしょうか?



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