0229-23-4456 お知らせ・コラム
- 2019年8月30日
医療的ケア児 -
高齢者を介護保険が施行され約20年が経過して、高齢者を中心として医療と介護の連携が進んでいる。大崎市医師会も、介護の質の向上を目指し、介護職のための医学講座を開講しているが毎回ケアマネージャーやヘルパーさんで満員である。さて、福祉はどうか？誰しも障害を持つ可能性があり、国では共生社会を目指しているが、なかなか医療関係者に理解されていない。近年、医学の進歩を背景に、経管栄養（鼻から管を入れる、お腹に直接管を入れる）や痰を吸引する医療的ケアが必要な障害児が年々増加しているが、医療的ケア児の自宅や施設での生活支援が十分整備されているとはいえない状況です。大崎市医師会では、地域包括ケアを推進して在宅医療と介護の連携支援事業を展開しておりますが、今後は、医療的ケア児の医療・教育・福祉・保健を繋ぐ仕組み作りも重要な課題と考えています。大崎市でも医療的ケア児の生活支援の施設を作ろうと関係者が頑張っています。微力ながら協力させていただいています。興味ある方は、ご連絡頂けたら幸いです。
